会長挨拶

櫻井直子[54ら会 第4代会長]

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除になり、日常の生活に戻れる希望が見えてきたこの頃です。朝のドラマから「紺碧の空」のエールをもらい、みなさま、元気にお過ごしのことと存じます。

このたび第4代会長を拝命いたしました櫻井直子(一文)です。本来であれば、7月の定時総会で、みなさまに直接ご挨拶させていただくはずでしたが、ホームページ上でのご挨拶に代えさせていただきます。4年前の定時総会の写真を掲載しますので、直接お目にかかるのは1年後のお楽しみということでお待ちください。

これまでの4年間は、旗標に掲げたとおり、会員数を2048名まで増やし、他の年次を圧倒し、オリジナルグッズの数々を生み出すという見事な目標達成を果たしました。前会長、正真正銘の応援部主将、石川範行さんの迫力と実行力の足元にも及びませんが、これからは、「花は桜木、男は早稲田」の54ら会から、「彩は紅、乙女は早稲田」へとチェンジして行きたいと思います。

この4年間に還暦を迎え、これからの4年間に、前期高齢者となる私たち。仕事を退職して、時間の余裕ができる年代です。これからの第二の人生を、学生時代の気持ちに戻れる54ら会で、多くのみなさまと一緒に楽しみたいと思っています。とはいえ、気持ちは若く元気でいるつもりでも、中には体調不安を抱えたり、両親・配偶者など家族の介護の問題も起こることで、容易に出かけられなくなる年代でもあります。また、これまでのイベントは、早稲田あるいは東京で行われるものが多く、地方や海外在住のみなさまには参加しにくいという問題点もありました。

そこで、今期目指すは、「サスティナブル54ら会」。

  • 誰でもいつまでも参加できる、誰一人取り残さない54ら会。
  • 様々な活動により、大学に貢献できる54ら会。
  • 4年後以降も視野に入れ、年齢を重ねていく会員が、無理なく参加し楽しめる54ら会。

現在、校友会活動の自粛が要請されていることから、年内は集まるイベントができません。この状況を逆に利用して、Webによる活動を積極的に行いたいと思います。そして、この半年間のチャレンジを、今後に繋げることを考えています。実際来られない方、地方や海外にお住まいのみなさまが、気軽に参加できるイベントを考えたいと思っていますので、楽しみにしてください。また、みなさまのアイディアもお寄せいただければ幸いです。そして、コロナが収束し移動が可能になった暁には、「日本列島54らの旅」を実現し、各地で54ら会を開催し、みなさまと集えることを願っています。

これからの4年間、みなさまと一緒に54ら会を盛り上げて行きましょう。

締めくくりは、やはり
【生涯 青春!!】

[2020年7月 新任挨拶]