2026/4/7~8 54らIN長崎報告

長崎企画のコーディネーターの村山信一郎さんが、長崎案内のパンフレットを作ってくださいました。今回限りとするにはもったいないので、長崎訪問を計画される時の参考にしてください。[長崎54ら会のための小冊子]

2024年秋の大阪、2025年8月の松山に続いて、2026年4月に54ら会「港町長崎游学」と銘打ったイベントに23人という多数が参加して開催されました。平和公園や出島などの昔から定番の訪問先はもちろんですが、やはり禁教・弾圧や潜伏キリシタン関連遺産と、造船・炭鉱や旧グラバー亭等の近代産業遺産という二つの世界文化遺産があり、また後者の軍艦島(端島)を舞台にした「海に眠るダイヤモンド」という話題になったテレビドラマの影響があったかも知れません。さらに最近ではNYタイムズの「2026年に行くべき52か所」に選ばれたことのインパクトもあったことでしょう。

初日4月7日はお昼に市内中華街の宿泊ホテル(JALシティ長崎)のロビーに集合し、まずブリーフィング。そのあと、都内勤務の後に長崎へUターンされた現地コーディネーター村山信一郎さんの案内で、さっそく市電でスタジアムシティ長崎(ピーススタジアム)へ。地元の有名企業の肝いりでJリーグのサッカーチームのホームスタジアムとしてJR長崎駅のすぐそばに造られた施設ですが、日本中の注目を集めているのは、それが常時オープンしているレストラン街のみならず、ホテルやオフィスビルも併設して、「サッカー専用スタジアム」の概念を根底から覆したから。参加者はそれぞれお好みのお店で爽快な緑のピッチを見下ろしながら、まずは長崎の味を軽く味わいました。

その後、全員が徒歩でオランダ坂を上り東山手、次いで南山手の居留地エリアを散策、さらにグラバー園を順に歩いて回りました。グラバー園以降はA・Bの二コースに分かれ、Aコースの私は大浦天主堂・キリシタン博物館をじっくりと見ることが出来ました。夕食は桃源洞という料亭で海の幸を中心に美味しいお料理を堪能しました。

私は54ら会のまったくの新顔で初参加でしたが、楽しい宴席で気づいたのは、意外と女性が多かったこと(学部横断だから?)、もう誰も名刺等を交換する姿を見なかったこと、出身県や高校のことが大きな話題になっていたこと(大学同窓会だから当然か)、そして皆が元気かつお喋りで、なにより全員お酒が好きだったこと等々でしょうか。何人かは(私も)青春時代のように、さらにホテルの部屋飲みにも参加しました。もっとも他方で、昔より弱まった足腰や夜間頻尿のこと等も話題にはなっていましたが・・・(笑)。

翌8日は長崎観光組(軍艦島観光組を含む)とゴルフ組に分かれ、それぞれ長崎の観光をさらに楽しみました。私は「海に眠るダイヤモンド」にハマってはいましたが、軍艦島が観光可能になってすぐに行ったことがあるので、一般の観光コースを選びました。その観光組は、午前中、出島の復元オランダ商館をじっくり見て、昼前からは出島ワーフで港を見ながらのゆったりとした昼食タイム、午後の散策に出かける前には、長崎町家造りの高田酒店という老舗のお店で角打ち(一人二杯まで)、店主からは長崎くんち「鯱太鼓」のユーチューブを、そして村山コーディネーターからはさだまさしさんの最も長崎情緒溢れる「紫陽花の詩(うた)」を聴かせていただき、午後の散策に向けて気持ちを高めました(笑)。

午後は有名な眼鏡橋をはじめとした石橋群を散策、おやつの時間には、松翁軒「セヴィリヤ」で有名なミルクセーキを楽しみ、それからさらに徒歩でサン・ドミンゴ教会跡資料館、そして長崎奉行所跡(長崎歴史博物館)を訪ねました。夕刻までの時間を使って長崎駅至近の二十六聖人記念館を訪問した方もいたようです。私は長崎には懐かしい知人が数名いるため失礼しましたが、夕食は「割烹さくらい」という料亭で宴席が催されました。

参加者の日頃の行いが良かったためか、両日とも快晴に恵まれ、とりわけ二日目のゴルフ組と軍艦島ツアーの参加者にとっては絶好の天候となりました(なお三日目からは雨)。

翌朝、解散となりましたが、何人かの方は先乗り前泊または居残り後泊で、島原半島(原城)や佐賀の武雄・嬉野温泉、あるいは唐津や名護屋城跡(もちろん大隈重信記念館も)まで足を伸ばした方もいたようです。私もライフワークで江戸初期前後の日欧関係を調べている手前、先乗りで熊本南端の人吉城へ行き(ユダヤの沐浴場とも言われる地下遺構がある)、後泊で出島以前に蘭・英両国の商館があった平戸と、さらにその沖合の、隠れキリシタンで有名な生月島へ行ってきました。

初めてお会いする54らの皆さんはとても楽しくパワフルな仲間でした。日本全国54らの旅は今後も続きます。本年11月には神戸(有馬温泉)で行われる予定で、多くの方のご参加、お待ちします。(小川秀樹 記)

参加者:岡野勝 小川秀樹 奥田智 小山田薫 梶田あずさ 門倉一雄
岸本忠生 小林章子 今野玲子 櫻井直子 茂原淳一 首藤典子
住吉環 中村敏昭 西治樹 番平均 日比野悦久 平野伸一 福島みどり
藤本富通 益田聡 益田あけみ

長崎コーディネーター:村山信一郎